遺品整理とは

2つの数珠

 最近は、自分で故人の遺品を整理することができず、専門業者を利用する人が多くなってきました。一昔前であれば、亡くなった親が残した遺品の整理をお金を払って他人に頼んだりしようものなら、周囲の人から白い目で見られることになってしまう可能性がありました。そのため、実際に遺品整理業者を利用する人は、他人に知られないようにコッソリと利用するケースが大半でした。しかし、世帯の高齢化や核家族化が進む中で、遺品整理業者を利用することが否定的に捉えられるケースが少なくなり、気軽に利用できるようになりました。業者を利用する人のほとんどは、できることなら自分で遺品整理をしたいと考えています。しかし、それをすることができない事情があるために業者を利用します。ですので、単に遺品を整理するだけでなく、それにともなって生じる様々なことも全部まとめて頼みたいと考えるのが普通です。そのような要望を持つ利用者がとても多いため、今後、遺品整理業者のサービス内容が拡充されていくと考えられています。

 遺品整理を専門業者に頼む際には、その業者が提供してくれるサービスの内容をきちんと確認してから契約を結ぶようにする必要があります。たとえば、故人が住んでいた部屋に設置してあったエアコンの処分もして欲しいと希望している場合、遺品整理業者のスタッフが電気工事者の資格を持っていなければ、対応してもらうことができません。結局、エアコンの取り外しのために別の業者を依頼しなくてはならないことになりますので、余計な手間がかかってしまいます。また、仏壇などの供養を希望しているような場合にも、同様のことが言えます。業者によって、提供しているサービス内容に大きな違いがありますので、事前にしっかりと調べてみてから依頼することが大切です。